Posts tagged "賭場"
新馬鹿時代 前篇⋅後篇
by
mifunedude
on
February 1, 2016
戦後間もない日本。悲惨な敗戦の後であっても日常に戻って生きていかなくてはならない。強かに適応していく当時の日本人の姿。戦後のドサクサ、無法のホツレに新たな縫い目が走る。敏郎さん演じる大野産業の若き社長大野源三郎も度胸一つ […]
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立合ってみるまでもない、それに某
抜き胴をあまり得意とせんのでな
勝ち負けは時の運だ
拙者にとっては掛け替えのない城
その城へ帰り膝小僧でも抱いて寝る
気ままにな
ここでは誰も彼もが
よい心地で死を待ってる
僕は別に、
ただ歳をとっただけですよ
刺身にしてやる!
あいにくだが
私は人を殺したことは一度もない
いいよ、左翼はいいよ
右翼タンクだけいっぱいにしてくれ
馬鹿野郎、馬喰は一代で沢山だ
死ぬとは限っていません
本当の祇園太鼓は
なかなかこげなもんじゃない
放っておけば
ヤケになって虎や狼になる
もう月なんか見ちゃいかん
達者なのは馬ばかりではない
武芸十八般何をやらしても達者だ
おぬしら、もう負けておるぞ
孫みてぇな女の子に
鼻毛読まれてりゃ世話ねえや
人を殴っておいて
不服そうなツラすんなよ
つぶしてしまえっ!
そんなケチのついたもの、
いらん!!
貧乏がなんだ
ひとりぼっちがなんだ
なぜ野郎を連れてきたんだ?!
あの小屋で二人で寝ていやがった
剣は心なり、剣を学ぶ者は心を学べ
心正しからざる剣は邪剣だぞ
小杉曹長、意見具申!
待て!たった一言、言っておく
男は死に際が大切だとな
私が生涯を尽くし
命を縮めてまでした苦悩を
言えというのか
こいつら、営倉だっ
重営倉だあーっ!!
冷える冷えるとは思っていたが
桃の節句にしては
無理だな
こうしてみるとおめえも
まんざら捨てた女でもねえや
切っても切られても俺とお前だ
存分に来いっ!!
女房の博多帯なんですがね、
たまげましたね高いのには!
甲板のジープは大丈夫か?
左遷です、
汚職の片棒担いだ札付き刑事です
まあ聞きたまえ
こんな嘘がつけると思うかい?
もし会えなくなっても
どこかの橋の上でお互いに待とう
俺が今見ていたのは夢だ
大きな夢だ
来やがった、来やがった!
これはこれは
珍しい町言葉でらっしゃる
俺の夢に色気は邪魔だ
ネコババいたすのじゃ
他流のものが立合いを申し出でおる
暫く退け
前科者だって、なれるじゃねえか
俺と…夫婦によ!
奥さん、僕のこと好きなんでしょ?